2014年8月22日
主張 介護職の処遇改善 心が折れない環境整備を急げ
介護労働の実態が依然深刻です。厚生労働省所管の財団法人「介護労働安定センター」が最近公表した実態調査(2013年度)では、介護労働者の離職率は16・6%と全産業平均と比べて高いままで、介護事業所の56・5%が「人手不足」を訴えています。事業所が職員採用の困難な理由にあげるのは、低賃金と「仕事がきつい」ことです。安心で豊かな老後を支えることが求められる介護職場の環境が劣悪でいいはずがありません。政府は介護職の処遇改善に責任をもって取り組むべきです。
「しんぶん赤旗」日刊紙、2014年8月22日付(クリックで拡大できます)。
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