ブラック企業の傾向と対策 職場やくらしで「おかしい?」こと なぜブラック企業が横行するのでしょうか?

疑問に答えます

疑問2. なぜブラックがはびこる


労働の規制緩和で非正規雇用が増大―「代わりはいくらでもいる」

若者を大量に採用した上で、使える者だけを選別して、残りは自己都合退職に追い込んだり、わずか数年間で体力を消耗し尽くして退職していくことを織り込んで労務管理を行う、といった企業経営が成り立つのは、代わりが幾らでもいるからです。

今や若者の2人に1人は非正規雇用となり、不安定で低賃金な働き方を強いられていますが、それが新卒の若者たちを正社員をめざす過酷な競争に駆り立てています。

自民党政権の労働の規制緩和によって、非正規雇用が増大したことが、ブラック企業が広がる土壌となっています。企業の目先の利益のために若者たちを使い潰す、そんなことを許す社会には未来はありません。

(上左:しんぶん赤旗2014年1月13日(月) 「サービス残業 狙われる合法化」)
(上右:「しんぶん赤旗」2013年5月15日付け「ブラック企業根絶を」参院予算委員会山下質問)

■(上左:しんぶん赤旗ページ)しんぶん赤旗2014年1月13日(月) 「サービス残業 狙われる合法化」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-01-13/2014011304_01_1.html

■(上右:しんぶん赤旗ページ)「しんぶん赤旗」2013年5月15日付け「ブラック企業根絶を」参院予算委員会山下質問
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-05-15/2013051501_03_1.html

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