ブラック企業の傾向と対策 職場やくらしで「おかしい?」こと なぜブラック企業が横行するのでしょうか?

疑問に答えます

疑問4. 入社した本人の責任では?いやなら辞めればいいのでは


ブラック企業の実態を隠して入社させる

学生の正社員採用をするために「労働条件や待遇などについて質問するのはタブー」とするような冊子をだしている大学もあります。そのためブラック企業であることを知らないまま入社してしまう場合もあります。

またブラック企業の側も求人数が多いことを「うちは事業拡大しているから」と実態を隠し、「だまして」入社させる例が多いのが実態です。

「元気なうちは辞めさせない」

入社した企業がブラック企業とわかった場合、労働組合や公的機関などの力で不当な働かせ方を止めさせることも大事ですが、心身を守るために辞めるという選択も必要でその権利もあります。

しかし、ブラック企業にとっては、「元気なうちは辞めさせない」特徴ももっています。「辞めたい」と申し出た従業員を監禁し暴行を加えたり、「辞めるなら損害賠償を請求する」など脅すブラック企業もあります。こういう行為が残っている従業員に対する見せしめになり、従業員の企業に対する恐怖心を植え付け、「辞める」と言わせない雰囲気をつくります。

従業員の意思に反して働かせることは「強制労働」であり、労働基準法のなかで最も重い罰則がついた禁止事項です。

(上左:「しんぶん赤旗 日曜版」2013.2.3「日曜ワイド 若者食いつぶすブラック企業」)
(上右:「しんぶん赤旗 日曜版」2014.2.14「ブラック企業と就活“とにかく正社員”の重圧」)

(上左:「しんぶん赤旗 日曜版」2014.2.15「ブラック企業と就活 待遇の質問はタブー?」)
(上中央:「しんぶん赤旗 日曜版」2014.2.16「ブラック企業と就活 キャリア教育の問題は」)
(上右:「しんぶん赤旗 日曜版」2014.2.18「ブラック企業と就活 劣悪な労働変えられる」)